読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

かめれおんの日記

どこにいくにも、なにをするにも、まわりが気になってしかたありません。電車で本を読んでいても、ほら、面白そうな人が乗り込んできた。おやおや、あそこではなにを話しているのだろう。なんてことない日常をありのままに見つめる。

パリ旅行記(1)

3週間ほどフランスはパリを訪れた。どういうわけかフランスが好きで、年に2回のバカンスは往々にしてフランスやヨーロッパを旅行する。

特に何について書こうなどとは決めてもおらず、ましてやひとり旅でおいしいレストラン情報などまるで縁がない。しばし、回想しながらつれづれなるままに筆をとることにしたい。

パリへは何度も行ってはいるものの、億劫な性格のせいか滞在先で読書などをしていることが専ら多い。回数は積んでいるものの、実はあまり行ったことがない。ひとりということもあるのだが、重い腰をあげて、数年ぶりに「モンマルトルの丘」に行ってみた。

丘の上には「サクレクール寺院」があり、すぐ近くには「モンマルトル墓地」、「ムーランルージュ」とまさに観光地である。

古着屋があることでも有名で、あたりをぐるぐる回ると、意外にも小学校などもあり、さまざまな面を見せてくれる界隈である。その昔は、ピカソなどの芸術家が集っていた一面もまた今日垣間さることができる。

ところが、治安といえばお世辞にもよいわけではない。肌の色や外見がひときわ目立つ人がいるのも事実で、夜も更ければ足は遠のく。

丘の上にある寺院から降りるときにはケーブルカーか階段を使う。むろん私は階段で降りたのだが、ふと横の壁を見ると「coexiste」という文字が目に入った。

「共存する」

誰が、どういう意味を込めて書いたのか。頭から離れられない。